アドルフ・ヴェルフリ
1ヶ月前、高校からの友人と東京駅ステーションギャラリーにて開催されていた、「アドルフ・ヴェルフリ展」に行った。
元々彼の名前すら全く知らなかったのだけれど、この展示のポスターがとても魅力的で興味を持った。
大きな紙にひたすら描き込むというような作風で、
その大きな紙は巻物であったり、何枚かの紙をつなぎ合わせたものだったりもする。
絵画自体は彼の空想の世界を表現したもので、物語がある。
その世界はとても広大で、年月とともに彼はさらに空想し続け彼の世界はどんどんと大きなものになっていく。
彼の絵を見て、これは子どものひとり遊びの延長のようだと思った。
私たちが日々生活していく中で忘れていった空想する時間。彼はその空想の時間の中にいたのだろう。
普段課題を作製する時、私は空想ではなく想像から作製しているということに気がついた。
何が違うのか。
それは「自由さ」だと思う。
空想には入れ物が決まっていないが、想像は入れ物の中に何を入れるか考えることだと思う。
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